洗車用品は何をそろえる?整備士が解説するコーティング剤・タイヤワックス・吸水タオルの選び方

洗車・カーケア用品

「自分で洗車したいけれど、何を買えばいいの?」

「コーティング剤やタイヤワックスは、全部必要?」

「買った後に、使いにくくて後悔したくない」

洗車用品は種類が多く、選ぶだけでも迷います。

まず大切なのは、商品をたくさん買うことではなく、何のために使うのかを分けることです。

水滴を拭き取るなら吸水タオル。ボディの艶や撥水を求めるならコーティング剤。タイヤの見た目を整えるならタイヤワックス。それぞれ役割が違います。

私は自動車整備と営業に40年以上携わり、これまで3万台以上の車を点検・整備してきました。

この記事では、洗車後の仕上げに使う3種類の用品について、具体的な商品を例に、購入前の確認点を解説します。

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結論|まず拭き取りを整え、仕上げ用品は目的に合わせて選ぶ

今回紹介するのは、洗車・仕上げ用品の一部です。これだけで洗車に必要な道具がすべてそろうわけではありません。

目的紹介する商品購入前の確認点
洗車後の水滴を拭くJ-PREMIS 洗車タオル2枚セット大きさ・厚み・洗濯や乾燥のしやすさ
ボディや窓ガラスをコーティングするSOFT99 レインドロップ ゴールドグロス使用できる場所・施工方法・既存コーティングとの相性
タイヤ側面の艶を整えるシュアラスター タイヤワックス S-139仕上がりの好み・塗り方・使用上の注意

手持ちの用品で足りているなら、すべて買い直す必要はありません。

今の洗車で困っていることから、必要なものを選びましょう。

① J-PREMIS洗車タオル|大きさと扱いやすさで選ぶ

今回の商品は、60×90cmと40×40cmのマイクロファイバータオル2枚セットです。商品表示では、1200GSMの厚手仕様と案内されています。

大きなタオルを検討している人にとって、購入前に確認したいのは「吸水するか」だけではありません。

  • 自分の車に対して大きすぎないか
  • 水を含んだ状態でも扱いやすそうか
  • 洗う場所や干す場所を確保できるか
  • 細かい場所には別のクロスが必要か

大きいタオルには広い面を拭きやすい利点があります。一方、取り回しやすさは、車の形や使う人によって変わります。

コーティング剤の拭き取りとは分けて考える

洗車後の水滴を拭くタオルと、コーティング剤を拭き取るクロスは、同じ用途とは限りません。

コーティング剤の説明書で専用クロスなどが指定されている場合は、その指示を優先してください。

また、タイヤや足回りに使ったクロスを、そのままボディに使い回さないようにしましょう。

大判と小判の組合せや仕様を確認したい方はこちらです。

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② レインドロップ ゴールドグロス|ボディとガラスに使えるコーティング剤

SOFT99の「レインドロップ ゴールドグロス」は、ボディと窓ガラスの両方に使用できるコーティング剤です。

内容量は400mlで、拭き上げ用マイクロファイバークロスが1枚付属します。

「ボディとガラスの手入れを、できるだけまとめたい」という方が検討できる商品です。

購入前に確認したいこと

特に確認したいのは、今の車に施工されているコーティングとの関係です。

すでに専門店などでコーティングを施工している場合は、施工店のメンテナンス方法や保証条件を先に確認してください。

また、メーカーが示す持続期間と、実際の車で効果を感じられる期間は同じとは限りません。保管環境や使用状況で変わります。

持続期間の数字だけで選ばず、施工手順や注意事項まで確認することが大切です。

吸水タオルを別に買う必要はある?

この商品にはクロスが付属しています。

そのため、コーティング剤の拭き取り用として、最初から別の商品を追加購入する必要があるとは限りません。

洗車後の水滴を拭く用途も含め、自分の手持ちのタオルで足りるかを確認しましょう。

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③ シュアラスター タイヤワックス|タイヤの仕上げをしたい人向け

シュアラスターの「タイヤワックス S-139」は、200mlの水性・塗り込みタイプです。商品表示では、塗布用スポンジ付きと案内されています。

タイヤ側面の汚れを落とした後、見た目を整えたい方が検討する用品です。

ただし、タイヤワックスは、摩耗やひび割れを修理するものではありません。

見た目がきれいでも、タイヤの状態を別に確認する必要があります。

購入前に確認したいこと

  • 求める艶の仕上がりに合うか
  • スポンジで塗る方法が自分に合うか
  • 塗布前の清掃や乾燥など、必要な準備は何か
  • 自分のタイヤに使用できるか

塗る場所や使用量は、商品の説明書に従ってください。

洗車のたびに必ず使わなければならない用品ではないため、タイヤの仕上げまで行いたいかどうかで選びましょう。

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シュアラスターのタイヤワックスを半年ほど使った感想も、別の記事にまとめました。塗りやすさ・拭き取りやすさ・仕上がりの輝きについて、購入前の参考にしてください。

▶ シュアラスター タイヤワックスS-139を半年使ったレビューを読む

3つを一度に買う必要はありません

洗車用品を選ぶときは、次のように困りごとから考えると整理できます。

今の困りごとまず検討するもの
拭き取りに使うタオルが足りない吸水タオル
ボディやガラスの艶・撥水を整えたいコーティング剤
タイヤ側面の見た目まで仕上げたいタイヤワックス

すでに使いやすいタオルがあれば、そのまま使う選択で構いません。

コーティング施工済みの車なら、指定されたメンテナンス用品を優先する場合もあります。

必要なものを一つずつ選び、使い方を確認してから追加する方が、無駄な買い物を減らせます。

売却前の洗車なら、高額な用品をそろえる前に考える

今回紹介した用品は、日常の洗車や仕上げを考えている方向けです。

車を近いうちに売却する場合は、査定のためだけに一式そろえる必要はありません。

手持ちの道具で軽く洗車し、車内を整理する程度から始めてください。新しい用品や施工にかけた費用を、査定額で取り戻せるとは限らないためです。

まとめ|洗車用品は「何を改善したいか」で選ぶ

洗車用品は、役割を分けると選びやすくなります。

  • 水滴の拭き取りには、扱いやすい吸水タオル
  • ボディやガラスの仕上げには、使用条件に合うコーティング剤
  • タイヤの見た目を整えたい場合は、タイヤワックス

価格や宣伝文句だけではなく、サイズ、付属品、施工方法、今の車に使えるかを確認しましょう。

まずは、今の洗車で一番困っていることを解決する商品から選んでみてください。

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