「10万km超えの中古車はやめた方がいい」
そんな話を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
しかし、整備士として40年以上、3万台以上の車を点検・修理してきた私から言えば、
「走行距離だけで判断するのは間違い」です。
実際には15万km、20万kmを超えても元気に走る車は数多くあります。
一方で、5万kmしか走っていなくても、高額修理が必要になる車もあります。
この記事では、
- 10万km超えでも安心して買える車
- 買わない方がいい中古車
- 購入前に絶対確認したいポイント
を現役整備士の視点で詳しく解説します。
10万kmは本当に寿命なの?
昔は
「10万kmで寿命」
と言われていました。
しかし現在の車は技術が大きく進歩し、
- エンジン
- ミッション
- ボディ
の耐久性が大幅に向上しています。
定期的なメンテナンスを受けている車なら、
20万km以上走ることも珍しくありません。
つまり、
重要なのは走行距離ではなく整備履歴です。
買ってもいい10万km超え中古車
私なら次のような車は購入候補になります。
トヨタ車
例えば
- カローラ
- プリウス
- シエンタ
- ノア
- ヴォクシー
オイル交換など基本的な整備がされていれば、
15万kmを超えても元気な車が多くあります。
ホンダ車
ホンダ車もエンジンは非常に丈夫です。
ただし、
CVTのオイル交換歴は必ず確認してください。
マツダ車
近年のSKYACTIVエンジンは耐久性も高く、
整備されている車ならおすすめできます。
買わない方がいい中古車
距離だけではありません。
私は次のような車を避けます。
整備記録がない
整備手帳が無い車は、
オイル交換歴も分かりません。
非常にリスクがあります。
オイル管理が悪い
オイルキャップを開けて、
内部が真っ黒な車は注意。
エンジン内部の摩耗が進んでいる可能性があります。
修復歴車
修復歴車すべてが悪いわけではありません。
しかし、
フレーム修正歴がある車は慎重に判断しましょう。
異音がある
試乗して
- ガラガラ
- ゴー
- キュルキュル
など異音がある車は避けた方が安心です。
購入前に必ず確認したい7つ
① 整備記録簿
② オイル交換履歴
③ タイヤの状態
④ 下回りのサビ
⑤ エアコンの効き
⑥ エンジン始動性
⑦ 試乗時の異音
この7つを確認するだけでも失敗する確率は大きく下がります。
ディーラーより高く売れることも
もし現在の車を下取りに出そうと考えているなら、
一度買取相場を調べることをおすすめします。
ディーラー下取りより、
買取専門店の方が数十万円高くなるケースも珍しくありません。
古い車でも売れる
10万kmどころか、
20万kmを超えた車でも価値があります。
事故車や不動車でも買取対象になるケースがあります。
処分する前に一度査定を受けましょう。
こんな人はカーリースもおすすめ
- 車検代が負担
- 税金をまとめて払いたくない
- 新車に乗りたい
そんな方は、
月額定額で維持できるカーリースも選択肢になります。
現役整備士の結論
10万kmを超えているからといって、
その車が危険とは限りません。
本当に重要なのは
- メンテナンス履歴
- 前オーナーの乗り方
- 現在の車両状態
です。
整備士として40年以上、多くの車を見てきましたが、
「走行距離より整備履歴」
これが中古車選びで最も大切なポイントです。
焦って購入せず、
整備状況をしっかり確認して、自分に合った一台を選びましょう。





コメント