中古車選びで、多くの人が最初に気にするのが「走行距離」です。
「10万km超えは危険」「距離が短いほど安心」
そんなイメージを持っていませんか?
実は、走行距離だけで中古車の良し悪しは判断できません。
プロの現場では、距離よりも重視しているポイントがあります。
この記事では、
走行距離よりも重要な中古車チェックポイントを、
実際の整備・売買の現場目線で解説します。
なお、走行距離についてよくある疑問は、以下の記事で詳しく解説しています。
▶ 関連記事:中古車は何万kmまで大丈夫?プロの本音

走行距離だけで中古車を判断してはいけない理由
同じ5万kmの車でも、
- 丁寧にメンテナンスされた車
- ほとんど点検されていない車
では、状態はまったく違います。
逆に、
10万kmを超えていても、
状態が良く長く乗れる車も珍しくありません。
重要なのは、
**「どう走られてきたか」「どう管理されてきたか」**です。
チェックポイント① 整備記録(メンテナンス履歴)
最も重要なのが整備記録です。
- 定期点検を受けているか
- オイル交換の履歴が残っているか
- 消耗品が適切に交換されているか
整備記録がしっかり残っている車は、
走行距離が多くても安心度が高いです。
特に10万kmを超えた中古車の場合は、
見るべきポイントがさらに重要になります。
▶ 関連記事:10万km超え中古車は買い?やめるべき?

チェックポイント② エンジン音と始動時の様子
エンジンの状態は、
走行距離以上に「音」に表れます。
- 始動時に異音がないか
- アイドリングが安定しているか
- カラカラ・ガラガラ音がしないか
短時間の試乗でも、
違和感があれば注意が必要です。
チェックポイント③ 足回りと乗り心地
足回りは、距離よりも「使われ方」の影響を強く受けます。
- 段差でゴトゴト音がしないか
- ハンドルが取られないか
- ブレーキ時に違和感がないか
街乗り中心か、高速・山道が多かったかで、
消耗の仕方が変わります。
チェックポイント④ 下回り・ボディの状態
見落としがちですが、
下回りは重要なチェックポイントです。
- サビが異常に多くないか
- オイル漏れの跡がないか
- 修復歴の痕跡がないか
特に雪国や海沿いで使われた車は、
距離が少なくても注意が必要です。
チェックポイント⑤ 前オーナーの使い方
最後に重要なのが、
前オーナーがどんな使い方をしていたかです。
- 通勤で毎日使っていた
- 短距離ばかりだった
- たまの週末利用だった
走行距離よりも、
この使われ方の違いが車の寿命を左右します。
走行距離は「判断材料のひとつ」にすぎない
走行距離は、
あくまで目安のひとつです。
- 整備
- 管理
- 使い方
これらがそろっていれば、
距離が多くても良い中古車は存在します。
中古車を長く安心して乗りたい方は、
日常の使い方やメンテナンスも重要です。
▶ 関連記事:中古車を長持ちさせるコツ7選

まとめ|数字より「中身」を見ることが大切
中古車選びで後悔しないためには、
購入前に「その車が将来いくらで売れるか」を知っておくことも大切です。
事前に買取相場を確認しておくだけで、
・値落ちしやすい車を避けられる
・購入判断の基準が明確になる
といったメリットがあります。
最近は、無料で相場を確認できるサービスもあるため、
不安な方は一度チェックしておくと安心です。
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中古車選びで失敗しないためには、
- 走行距離だけを見ない
- 整備記録と状態を重視する
- 将来の維持費も考える
この視点が重要です。


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