中古車選びでは
「走行距離が少ない=安心」
と思われがちです。
しかし、整備の現場で多くの車を見てきた立場から言うと、
走行距離が少なくても注意が必要な中古車は確実に存在します。
むしろ、距離だけで判断すると
「数年後に大きく価値が下がる車」
を選んでしまうケースも少なくありません。
この記事では、
走行距離が少なくても危険な中古車の特徴を
プロの視点で分かりやすく解説します。
走行距離が少ない中古車=良い車とは限らない
中古車選びでは、距離だけで判断すると後悔するケースも多くあります。
まずは「失敗しやすい中古車の共通点」も確認しておくと安心です。
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走行距離が短い車は一見すると魅力的です。
- エンジンの消耗が少なそう
- 新車に近い印象
- 長く乗れそう
こう感じるのは自然ですが、
使われ方によっては逆効果になることもあります。
危険な特徴① 短距離走行ばかりの車
走行距離が少ない車の多くは、
- 近所の買い物だけ
- エンジンが温まる前に停止
- 月に数回しか動かしていない
といった使われ方をしています。
このような車は、
- エンジン内部に汚れが溜まりやすい
- バッテリーが弱りやすい
- 排気系のトラブルが起きやすい
といったリスクがあります。
このような車は、数年後の価値が大きく下がることもあります。
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危険な特徴② 長期間放置されていた車
距離が少ない理由が
「ほとんど乗られていなかった」場合も要注意です。
長期間放置されると、
- ゴム部品の劣化
- オイルの劣化
- ブレーキ固着
などが起こりやすくなります。
見た目がキレイでも、
中身は確実に劣化しているケースがあります。
危険な特徴③ 整備履歴がほとんどない
走行距離が少ない車ほど、
「整備されていない」ことがあります。
- オイル交換の記録がない
- 点検記録簿が空白
- 車検時の最低限整備のみ
距離よりも重要なのは
どれだけ定期的にメンテナンスされてきたかです。
危険な特徴④ 年式が古いのに距離だけ少ない
年式が古く、走行距離だけが極端に少ない車は、
- 高齢者の短距離使用
- 倉庫保管
- 放置期間が長い
といった背景が考えられます。
このタイプは
数年後の値落ちが大きくなりやすいのも特徴です。
走行距離より本当に見るべきポイント
中古車選びで重要なのは、
走行距離そのものではありません。
チェックすべきなのは、
- 整備履歴がしっかり残っているか
- 定期的に乗られていたか
- 異音や違和感がないか
これらの総合判断です。
それでも距離が少ない車を選ぶなら
走行距離が少なくても、
将来の価値が大きく下がる中古車は少なくありません。
購入前に
「この車はいくらで売れるのか」
を一度確認しておくだけで、
大きな失敗を避けることができます。
最近は、無料で買取相場を確認できるサービスもあるため、
不安な方は事前にチェックしておくと安心です。
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走行距離が少ない車を選ぶ場合は、
- 記録簿が揃っている
- 定期点検の履歴がある
- エンジン音が安定している
この条件を満たしているかを
必ず確認してください。
まとめ|距離だけで判断すると後悔する
走行距離が少ない中古車でも、
- 使われ方
- 整備状況
- 年式とのバランス
によっては、
将来のトラブルや値落ちにつながる可能性があります。
中古車選びでは、
「距離」ではなく
**「状態」と「履歴」**を見ることが大切です。


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