【2025年版】プロが教える失敗しない中古車選び|買う前に必ず見る7つのポイント

中古車選びのコツ

中古車選びは「見るべきポイント」を知らないと失敗しやすい世界です。
40年以上、自動車業界で整備・販売・査定に携わってきた経験から、
初心者でも安全に選べる方法をわかりやすくまとめました。

これを知っているだけで、無駄な出費を防ぎ、
“良い車”に出会える確率が一気に上がります。


1. 修復歴の有無と「事故の程度」を確認する

修復歴そのものは問題ではありません。
大切なのは “どの程度の事故だったか”

✔ 交換しただけ
✔ 軽い板金
→ 問題なし

❌ フレーム修正が必要だった
❌ 前から強く衝突している
→ 将来トラブルが出る可能性が高い

販売店が提示する「修復歴の内容」を必ず確認しましょう。


2. 年式と走行距離は“バランス”で見る

中古車選びでよくある誤解がこちら:

走行距離が少なければ良い車?

実は違います。
重要なのは エンジンの使われ方

一般的におすすめなのは
年式7年以内・走行6万km以内

この範囲なら、故障リスクが低く初心者でも安心です。


3. オイル管理が良い車は“寿命が長い”

40年見てきて断言できます。

車の寿命はオイルで決まる。

✔ オイル交換履歴が残っている
✔ 5,000km前後で交換している

これだけで「良い車」の確率が跳ね上がります。


4. タイヤの状態は“その車の生活がわかる”

特にチェックすべきは 片減り

これは
・事故
・足回り不良
・アライメント不良
のサインです。

新品タイヤでごまかしている車もあるため、
溝だけで判断しないようにしましょう。


5. 試乗で“違和感がないか”が最も重要

どの点を見る?初心者でも簡単に判断できます。

● エンジン音

→ カラカラ音・ノッキング音はNG

● ミッション(AT・CVT)

→ 変速ショック・滑りは故障前兆

● ブレーキ

→ 異音や振動はディスク摩耗の可能性

少しでも違和感があれば 買わない勇気 が大切です。


6. 内外装の“キレイさ”は前オーナーの扱いそのもの

中古車は人間と同じで
扱い方が見た目に出ます。

✔ 室内がキレイ
✔ においが少ない
✔ 外装が丁寧に扱われている

こういう車は「機械系の管理も良い」傾向があります。

逆に、内装が汚い車は機械も雑に扱われていることが多く、
初心者にはおすすめしません。


7. 相場より“安すぎる車”は理由がある

中古車は必ず相場があります。
相場より10〜20万円下の場合は、次を疑いましょう。

❌ 長期在庫
❌ 水没歴
❌ 隠れた修理歴
❌ エンジン不調
❌ 走行距離改ざん

必ずカーセンサーやグーネットで
同条件の相場を確認する癖 をつけてください。


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【まとめ】中古車選びは「情報」と「事前チェック」で失敗しない

今日のポイントをまとめるとこちら👇

  • 修復歴は“内容”を見る
  • 年式と走行距離はバランス
  • オイル管理が良い車は長持ち
  • タイヤの片減りは危険信号
  • 試乗で違和感がある車は買わない
  • 内外装は前オーナーの性格
  • 相場より安い車は要注意

初心者は
年式7年以内 × 走行6万km以内 × 整備履歴あり
これだけ守れば、ほぼ失敗しません。

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